【大学院入試情報】東大生、京大生のTOEICの点数は?【TOEIC勉強法】
本日は、東大生、京大生のTOEICの平均点とTOEICの点数を上げるための方法について書いていきます。
まず、大学生の平均点はおおよそ450点/990点です。では、東大生と京大生のTOEICの平均点数はどうでしょうか。
- 800点 東京大学大学院生(文系)
- 752点 東京大学(文科三類)
- 703点 東京大学大学院生(理系)
- 688点 東京大学生
- 628点 京都大学生
TOEICの公式によれば、レベルを5段階(A~E)に分けています。
- レベルA(TOEICスコア:860~):Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。
- レベルB(TOEICスコア:730~855):どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
- レベルC(TOEICスコア:470~725):日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。
- レベルD(TOEICスコア:220~465):通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
- レベルE(TOEICスコア:0~215)コミュニケーションができるまでに至っていない。
受験生当時は、東大文系大学院の平均点の800点を取れば、大学院入試に関しては確実にアドバンテージであると判断して、800点を目指していました。
最初にTOEICを受けたときは、500点代でかなり失望したのを覚えています。しかし、しっかり勉強をすれば、ちゃんと目標点数まで届くことができましたし、TOEICは努力の量がしっかり点数となって表れる試験だと思います。
さて、大学院入試でTOEICを攻略するにあたり、まずは次の観点から戦略を立てるのが良いかと思います。
1.TOEICの点数は総合点に対して何割を占めるのか。
2.何割取れたら、TOEICの勉強は終わりなのか。
3.どのようなやり方でTOEICを攻略するのか。
順に説明していきます。
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1.TOEICの点数は総合点に対して何割を占めるのか。
例えば、1000点満点中、100点TOEIC、900点専門科目の場合はTOEICに時間を割きすぎるのは賢明でないと言えます。
990点が100点に圧縮されるのであれば、TOEIC990点とTOEIC445点はたったの50点(5%)の差しかありません。
総合点に対して5%(50点分)を上げる場合、445点を990点に上げるためにかかるコスト(労力、お金)と専門科目の50点(5%)を上げるためのコストを比べてみたときに、どちらがより効率的かという観点で評価します。
もし、TOEIC100点、TOEIC900点という配点であれば、TOEICはちょっと勉強して、数回受けるだけで良いと思いませんか。
つまり、この場合は、TOEICは数回受けて、すぐに専門科目の勉強に時間を割いた方が戦略的には正しいかと思われます。
では、次に、例えば、1000点満点中、500点TOEIC、500点専門科目の場合はどうでしょうか。
同じように、総合点に対して、5%あげるために、かかるコストで比較してみます。
1000点満点中の50点(=5%)を上げるためには、専門科目では、500点中50点あげなければなりません。
一方、TOEICでは、500点中50点、すなわち990点満点の試験で換算すれば、約100点分あげなければなりません。
TOEICの試験は様々なサイトで言われている通り、個人差はもちろんありますが、TOEICは勉強すれば、100点~200点は簡単に上がる試験だと思います。
ですので、専門科目の50点分上げるためのコストとTOEICで100点あげるためのコストを考慮して、どれだけTOEICに割くのが適切な時間配分だろう?と考えて、戦略立てるのがよろしいかと思います。
以上の話をまとめますと、
総合点のうち、TOEICの占める割合を計算する。
TOEICの圧縮率を計算する。
総合点に対して、〇点あげるのに、TOEICを上げる場合と専門科目があげる場合、どちらが効率的かを考える。
このような手順で、戦略を立てるのをオススメします。
2.何割取れたら、TOEICの勉強は終わりなのか。
さて、大学院試験の勉強を行うにあたり、TOEICの目標点数を定めます。
つまり、「完了条件」を設定します。
TOEICを勉強しながら、専門科目を勉強するという「マルチタスク」は正直オススメしません。
なぜなら、専門科目に集中したいのに、TOEICの試験が挟まってくるのはかなり束縛されてしまうからです。
ですので、「〇点取れたら、専門科目だけを勉強する。」といった具合に先に決め打ちしちゃいます。
TOEICの勉強が楽しくなっちゃって、もう一度受けたらもっと上がるんじゃないかと思い、ついつい深追いしたくなりますが、あくまで大学院入試に受かるのが目的じゃないですか。
もっと言えば、合格最低点を取ることが目的じゃないですか。
〇点取れたら専門科目に移るって先に決め打ちして計画を立てるのがよろしいかと思われます。
もちろん、TOEICのコツを掴み、「次の試験では〇点上げる自信がある!そしてそれは専門科目を△点あげるより効率がいい!」と判断できれば、そのままTOEICの勉強を続けても良いでしょう。
大事なのは、今行っている勉強は総合点から見て、何%あげるための勉強なのかという全体から俯瞰するという戦略です。
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3.どのようなやり方でTOEICを攻略するのか。
では、次にどのようなTOEICを攻略していきますかという話になります。
やり方は大きく分けて2つあります。
1.アナログ形式で勉強する。
2.デジタル形式で勉強する。
これは個人の指向によるところがあると思いますので、両者説明していきます。
1.アナログ形式で勉強する。
いわゆる自力で勉強するというやり方です。
当時はデジタルなコンテンツはありませんでしたから、自分はこちらで勉強していました。
主に、公式問題集を中心に解いていましたね。
2016年から形式が変わったので、自分が受験した当時とは問題集は違いますが、今の新公式問題集もかなり質がいいです。
個人的な話で申し訳ないのですが、社会人になり、現在、グローバル部門で仕事をしており、いまも日々TOEICの勉強をしています。
オススメは最新版の公式問題集5ですね。
オススメ度★★★★★

何がオススメかと言いますと、リスニングの音声mp3が公式サイトでダウンロードできることと、リーディングのスクリプトもリスニング教材として扱っていることですね。
新公式問題集1~5すべて持っていますが、一番オススメしているのはこの新公式問題集5です。
次にオススメするのは、新公式問題集3、4です。
オススメ度★★★★☆


リーディングセクションのリスニング教材はないものの、リスニングパートの教材がダウンロード可能であるため、iTunesに入れて毎日聞いています。
新公式問題集をやり込むだけでも十分であると個人的に思います。
次にオススメするのは、新公式問題集1、2です。
オススメ度★★★☆☆


これは新公式問題集3,4,5をやり込んだ方にオススメします。
TOEICに避ける時間が多くある場合は問題集1~5をやり込む。
時間がない場合は、せめて3,4,5をやり込むでちょうどよいかと思います。
TOEICの公式機関が出している問題集はとても質が高いです。
過去問を重宝する理由と同じですね。
最後に、TOEICの単語の勉強でオススメする単語帳を紹介して、アナログ形式は終わりにしたいと思います。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
オススメ度★★★★★

通称「金フレ」っていうヤツです。
これはTOEICを何十回も受けたことある著者がよくでる単語を調べてリストアップしたものでして、実際にこれを覚えて試験に挑んでみたら、この質の高さに驚きました。
今では試験が始まる30分前に一通り復習して試験を受けるというルーティンとして使っています。
TOEICを最初に受ける人にオススメしている単語帳はこの金のフレーズですね。
以上が、アナログ形式で勉強するというやり方です。
2.デジタル形式で勉強する。
もし、英語が現時点で苦手という方にオススメするのが、このデジタル形式で勉強するというやり方です。
自分自身はアナログ形式で勉強していて、既に英語が得意ですので、どちらかといえば、「本番に近い形でやり込む」という形式で勉強しています。
ただ、今の時代はデジタルで勉強するのはアリなのではないかと思い、最近ではちょっとずつデジタル形式の勉強に移行させています。
外部の講座は動画ベースで勉強できるので、勉強が非常に楽なんですよね。
社会人になった今でも、よく資格試験の勉強のために、外部講座を申し込んで勉強しています。
既にノウハウ化されているわけですから、自分で勉強する際に陥りがちな「変な寄り道の時間」がカットされるのはとても良いことです。
TOEIC800点を自力で勉強するのにかかる時間は何時間かご存知でしょうか。
もちろん、初期の基礎学力に依るとは思いますが、おおよそ「500時間」だと言われています。
つまり、自分自身の勉強法が間違っていた場合の時間的ロスが半端じゃないんですよね。
自分自身はかなり早くから対策していたのと、大学受験生のときから英語はそこそこだったので、地道にアナログ形式で準備する余裕がありました。
もし、時間がない窮地に迫られていた場合やそもそも英語が苦手という方は外部講座をお勧めします。
ちなみにですが、大学院入試において800点もっていることは確実に上位層です。
TOEICという既にノウハウ化された試験対策には、プロにまかせて「時間を買う」感覚で受講するのもいいかと思われます。
英語に勉強を割きたくない。試験勉強をサボりたい方にオススメです。
アナログ形式もデジタル形式もかかるお金はほぼほぼ一緒ではないか、もしかしたらアナログ形式が若干高めではないかと思います。
単語帳と問題集を5冊買うだけでも2万以上かかりますからね。
参考までに以下の教材について紹介させていただきます。
スタディサプリENGLISH
リクルートのTOEICオンラインコーチ!スタディサプリENGLISH
スタディサプリは7日間だけ無料で受けることができます。
無料で受けてみて、自分に合わないと思ったらやめて、他の方法を模索するのもありではないでしょうか。
リンク先のページでは3ヶ月以内に200点アップした受講者のインタビューが載っています。
自分自身はTOEICの点数をあげるのに必死で数万円飛んじゃいました。
もし今、大学院受験するなら、こういうプロの講座に頼っていたと思います。
今ではアプリで英語の勉強ができるなんて便利な時代になったものですね。
今はキャンペーン開催中なので、チェックみてください。

アルクのTOEIC(R)テスト対策講座
【全額返金保証付き】アルクのTOEIC(R) TEST 完全攻略シリーズ
何がオススメかと言いますと、目標スコアに到達しなかったときに全額返金が可能というところと、受講者のレベル別に対応されているところです。

期間限定のキャンペーン中らしいので、是非チェックしてみてください。
自分も社会人になって、現在、950点を目指して、TOEICの勉強をしているのですがアルクの教材にはお世話になっています。
大学院受験したのは数年前ですが、その当時はアプリは充実していなくて、紙とペンで勉強していたのですが、今ではスマホにアプリいれて、通勤しながら勉強できるので大変便利ですね。
社会人はTOEICの点数が高ければ高いほど、「努力ができる人間」という評価が付くので、最強の自己投資であると日々感じています。
社会人になった後の話はまた別にしても、TOEICで高得点をもったまま大学院受験をすると、心理的にもかなり楽ですよ。
以上、アナログ形式とデジタル形式、各々好きなやり方で勉強してみてください。