【大学院入試お悩み解決】外部生が研究室でうまくやっていけるか問題について。
外部生でも研究室でもうまくやっていけるかというお話。
先に結論を言うと、「余裕でやっていけます。」
今日の話題は、外部生が内部生にうまく溶け込めるかというお話です。
この話については大きく分けて、2つの観点があるように思います。
研究の話と、プライベートの話です。
順に説明していきます。
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1.研究はうまくやっていけるのか問題。
実体験の話をしますと、実際に、自分は研究の専攻を変えたので最初は苦労しましたね。
そこで同期と差がつくかと言われたら、そんなことないと思います。
なぜなら、研究分野は1人1人違うので、そもそも比べる指標はそんなに多くないと考えています。
なぜ乗り切ることが言われたかと言われますと、それは大学院入試で身につけた「独学力」ではないかなと個人的に考えています。
大学院における研究、学問は答えが決まっていません。
アカデミックな研究対象はすべてそうかもしれません。
アカデミックな研究を扱うとはいえ、基本的アプローチは答えがある命題に対する取り組み方と同じであると言えます。
インプットして、思考して、アウトプットする。
この一連の流れの構造は大学院入試の勉強だろうが、研究だろうが、すべて同じです。
逆に言えば、「インプットして、思考して、アウトプットする」という所作が自然と身についている人ならばそこまで苦労しないのでないかと考えています。
もちろん、大学院入試の勉強は大学院に受かるための取り組みではあるのですが、こういったより汎用的なスキルを身につける一環として取り組むのも非常に良いかと思われます。
社会人になっても「インプット、思考、アウトプット」というアプローチは土台としている業務がほとんどです。
ということで、研究はうまくやっていけるのかという問いに対する答えですが、「インプットして、思考して、アウトプットする」という一連のスキルが身についていれば問題ないと言えます。
2.プライベートはうまくやっていけるのか問題。
実体験でいけば、研究室の同期、先輩とはとても仲良くなりました。
この話に関しては、結局、人と人の相性という問題に尽きると思います。
ウマが合えば、今までどれだけ付き合ってたかという時間なんて実際関係ないと思いませんか。
研究室という嫌でもずっとに一緒にいる環境で切磋琢磨しあっていたら、自然と仲良くなると思いますし、すぐに溶け込むこともできました。
基本的にバックグラウンドを問わずにフラットに向き合えるのがアカデミックの良いところでもあると思っています。
つまり、学術機関であるがゆえに、興味の対象は皆研究対象であると考えてよいかと思います。
自分も当初このような不安を抱えていましたが、いま思えばすべて「杞憂」であったかなと思っています。
つまり、こういうことは悩むべきフェーズに来てから悩むべきであり、まだその状況に陥っていない場合は悩まなくて良いかと思われます。
いま優先的に悩むべきことは「合格最低点」を突破することであると思います。
外部生は研究室でうまくやっていけるかという問いについては、結局のところ、「その人次第」なのかなと考えています。
以上をまとめますと、大学院入試対策で意識すべきこととしては、大学院でも利用可能な汎用的なスキルを身につけることが重要であるかと思います。